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当工房「久保田号」にスタジオジブリの鈴木敏夫さんがお越しくださいました。


RCCテレビ「イマなまっ!」というテレビ番組(広島ローカル)で先日9月20日15時頃から放送された模様をご紹介させていただきます。


スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんが赤ちゃん筆熊野工房(久保田号)に来てくださいました。


スタジオジブリ鈴木敏夫「言葉の魔法展」という企画展のオープニングレセプション参加のため
鈴木氏が去る8月26日(土)熊野筆の産地、広島県熊野町を訪れてくださいましたのですが、その際せっかくだからと私ども久保田号にお越しくださり、社長の久保田幸次が工房内を案内いたしました。


※熊野町 = 全国シェア8割日本一の筆の町 (#^^#) 


※鈴木敏夫さんはジブリのプロデューサーとしてだけでなく、多くの作品のタイトルロゴをご自身で毛筆で書かれることで有名な書家でもあります。


※久保田号=赤ちゃん筆熊野工房の筆をつくっている工房です(#^^#)


実は嬉しいことに鈴木敏夫さんと熊野筆の久保田号とは、以前から縁があったのです。
かなり前のことですが、
スタジオジブリのあるイベントで「筆で遊ぼう♪」という企画がありました。
そこで銘柄を伏せた筆を10数本並べておいて、無作為に選び、書き比べをしてもらうのです。


その結果、鈴木さんが「この筆が一番書きやすい!」と選んでくださったのが、当工房の筆だったのです。
それ以来、ご愛用いただいていたようです。ありがたいことです。


ジブリのタイトルロゴは熊野筆を使う鈴木敏夫さんの手書きによるものが多いのです。


しかもさらなるご縁として、
今回の企画展、
スタジオジブリ 鈴木敏夫「言葉の魔法展」テレビ番組の取材中、
東京の鈴木さんを訪れたRCCテレビのディレクターさんが久保田号の筆がアトリエに置いてあるのを発見!


鈴木敏夫さんが熊野筆、中でも「久保田号」の筆を長年愛用していることを知ったディレクターさんは、
以前から私たち久保田号をよく知ってくださっていたということで、縁を取り持ってくださることになりました(#^^#)
これまた偶然とはいえ、本当にありがたいことです。


スタジオジブリ鈴木敏夫さんの文字を生み出す銘筆「快玉」。アトリエでご愛用いただいています。


超一流のものづくりのプロフェッショナルである鈴木敏夫さんご本人も、
せっかく広島の熊野町に行くのだから、
「本物の筆づくり」久保田号さんにも寄って実際にこの目での現場を見てみたいという話しが実現したのです(#^^#)
日頃は目には見えないですが、こうして繋がったご縁には本当に感謝と喜びでひとしおで御座います。


そしてもう一つ
8月は鈴木敏夫さんのお誕生月ということもあり、レセプションの席でサプライズプレゼントが用意されました。


私たち、久保田号作の銘筆「快玉」です。


スタジオジブリ「言葉の魔法展」で鈴木敏夫氏に贈られた筆。久保田号作。


この筆、実は貴重な一本でして…
動物の毛、この場合は「イタチの毛」でつくるのですが、今となっては筆づくりに必要な毛の長さと量が確保できなっていてつくることができない品なのです。
つまり最後の一本だったのです。


まさに世界中の子供たち(大人も大好き・笑)に夢を与える鈴木敏夫さんのような書家・芸術家の方に使っていただくことに相応しい自慢の一本なのです。
(販売当時の価格は 52,500円/本)


熊野筆を使ってジブリ作品は作られてきた。鈴木敏夫氏の話。
スタジオジブリ鈴木敏夫「言葉の魔法展」レセプションの様子


後から社長に聞いたところによりますと、鈴木さんの印象はとても気さくな方だったそうです。
到着するなり鈴木さんの方からのこんな質問で会話が始まりました。


スタジオジブリの鈴木敏夫さんが久保田号を訪れてくださいました。


この写真の時の二人の会話をほんの少しだけ(内緒ですよ・笑)


鈴木さん
「久保田號さんの社名の「號」という字は珍しい文字ですね」


久保田
「あれはですね、「号」という文字の旧字体なんですよ。」


鈴木さん
「あ~、そうなんですか。なるほど…」


したの写真の一番右の文字がそれです。


「号 に 虎がしら(虎かんむり)」「 号 + 虎 = 號 」「ごう」と読みます。


久保田号の看板。號=号+虎で「ごう」と読みます。


そのようなところから二人の会話が始まったそうです。


さらに当社のショールームや実際に筆を製作している工房を見学していただきました。


スタジオジブリの鈴木敏夫さんを久保田号社長の久保田幸次が案内しました。


工房では熊野筆をつくる名人として認められた21人のうちの一人、伝統工芸士の碓井真光の作業を熱心に見学されてました。


熊野筆をつくる名人21人の伝統工芸士のうちの一人、碓井真光。
熊野筆をつくる伝統工芸士の熟練の技と手仕事で銘筆が生まれます。


全国のジブリファンの皆さま
イベント「言葉の魔法展」の肝心な内容については、ここではご案内できないのでぜひ皆さま、
期間中に筆の里のある広島にお越しくださいませ!
11月5日(日)まで開催中です!!


スタジオジブリ鈴木敏夫「言葉の魔法展」は11月5日まで。
筆の里工房「言葉の魔法展」


私たち赤ちゃん筆熊野工房スタッフとしても、伝統的な「ものづくり」を通して、これからも皆さまに喜んでいただける役割ができるよう頑張っていこうと思えたエピソードでした。最後まで読んでくださってありがとうございます。
当日は土曜でしたが良い休日になりました(#^^#)
それでは工房からのお知らせです。

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